茶あざ・青あざ
保険適応のあざ治療について
当院では、茶あざ・青あざ・赤あざなど、保険が適用されるすべてのあざに対して、レーザー治療を行っています。特にお子さまのあざは、早期の治療開始が効果的です。もちろん、成人の方も治療可能ですので、お気軽にご相談ください。赤あざについてはこちらをご覧ください。
対象となるあざと治療内容
太田母斑(青あざ)
顔の片側、特に目の周りや頬に見られる青あざで、乳児期〜思春期に現れます。自然には消えず、治療法はレーザーのみです。
異所性蒙古斑(青あざ)
お尻以外にできる蒙古斑で、生まれつきあることが多いです。濃いものや広範囲な場合は自然に薄くなりにくいため、早めの治療をおすすめします。
扁平母斑(茶あざ)
生まれつきあることの多い、境界のはっきりした茶色いあざです。治療が難しい種類のあざであり、年齢が上がるとさらに取れにくくなるため、できるだけ早いうちの治療開始が望ましいです。
※このあざのみ、Qスイッチ・ルビーレーザーによる治療が保険適応となります。
外傷性刺青
転倒などの外傷によって皮膚の中にアスファルトなどの色素が残ってしまった状態です。見た目は青黒い線のように見えることが多いです。保険適応なのはあまり知られていません。
- **怪我の後に残る”茶色いあと”(炎症後色素沈着)**に対してはレーザー治療は保険適応外です。内服薬(ビタミンC・保険適応)による治療が中心となります。
レーザー治療機器と選択
当院では、以下のレーザー機器を使用しています。
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ピコレーザー(ピコウェイ/キャンデラ社)
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Qスイッチ・ルビーレーザー(QプラスRレーザー/Quanta社)
【機器の使い分け】
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扁平母斑(茶あざ):保険適応があるのはQスイッチ・ルビーレーザーのみです。2回まで保険治療が認められています。ピコレーザー(532nm、755nm)での治療も可能ですが自費診療になります。
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その他のあざ(青あざ・外傷性刺青など):ピコレーザー(1064nm)を主に使用。反応が弱い場合にはルビーレーザーを併用します。
【ピコレーザーのメリット】
従来のルビーレーザーに比べて、肌の白抜け(色素脱失)のリスクが大幅に低く、副作用が少ないのが特徴です。特に小さなお子さまの治療において、安全性と効果のバランスを重視し、ピコレーザーによる治療を導入しています。
治療の流れと注意点
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治療時には麻酔クリームを使用しますが、年齢によって使用量の制限があるため、大きなあざの場合は分割して数回に分けて照射します。
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治療回数や効果には個人差があります。あざの種類・濃さ・部位に応じて、医師が最適な治療プランをご提案します。
- 3か月に一度のペースで治療します。
副作用
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内出血、水膨れ、びらん、色素沈着、色素脱失、瘢痕、ケロイド、腫れなど
まずはご相談ください
あざの種類や治療の必要性は、専門医による診察が重要です。「このあざは治療できるの?」「保険は使える?」など、お気軽にご相談ください。
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ピコレーザー(ピコウェイ/キャンデラ社)
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Qスイッチ・ルビーレーザー(QプラスRレーザー/Quanta社)

- 診療時間と異なりますのでご注意ください。
- 今現在の待ち人数が確認できます。
- 順番が近くなったときの「お知らせサービス」もご利用できます(WEBのみ)。
- 新患の方もご利用できます。
- 予約なしで 直接来院していただいた方の時間も設けております。
