爪白癬(爪水虫)の治療の工夫 外用剤
2023月2月16日
一般皮膚科
爪に白癬菌が感染すると、厚く、そして爪の下はボロボロともろくなり、全体には濁りを生じます。
内服が第一選択ですが、肝機能障害、胃腸障害、アレルギーの説明をして、さあ採血を、となるとやはり外用で、、、という方も少なくありません。
爪白癬は内服治療(ネイリン>>ラミシール、イトリゾールという感じで効きます)でなければなかなか治療が難しいのですが、内服自体が飲み合わせや肝機能障害などにて困難な場合もあります。
現在、クレナフィンとルコナック、この2剤が爪白癬用の外用剤として存在しますが、既存の薬剤よりよく効きますけども、全然十分ではありません。
そこで、当院では、爪に細かな穴をあけて治療効果を高める試みを行っています。爪に細かな穴をあけ、表面積を増やし、薬剤の浸透を高めます。
このような処置は古くから行われてきましたが、レーザーを用いることで、
細かい穴を短時間に数多くあけることができるようになりました。こげくさいですけど。
(手作業では日が暮れてしまいます、、。)
ホームページ見たんですけど、爪に穴開けてください、と言ってください。言ってもらえないとやりません。診察室出た後で、”穴開けてもらいたかったんですけど、、”というのはご勘弁ください。次回やります。平日午前限定です。
料金はかかりません。

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